Let Life Loose

映画と革製品についての紹介がメインのブログです!特に革靴についてはディープな情報をあげていきたいと思ってます

PCR検査法について調べてみた

新型コロナウイルスによるパンデミックによって

恐らく全国民がその名前を知ることになったものの一つが

 

PCR検査

 

だと思うんです。

私はちょっと傾向が肌に合わな過ぎて

テレビのニュースやワイドショーなどは見ないのですが

それでもネット上で漏れ伝わる情報では

PCRの検査が外国と比べて少ない。

だから日本は遅れている。

PCR検査を受けたくても受けられない人に謝罪しろetc

 

・・・だからワイドショーは嫌いなんですよね・・・

芸人だの司会者だの話題の分野の素人がその道のプロフェッショナルに説教するような形式が多かったり

視聴者の目線とやらで素人コメンテーターが上から目線でしゃべったり。

 

こういうことがあったり

www.msn.com

 

こういうことがあったり

www.facebook.com

 

こういうことがあったりね

news.livedoor.com

 

厚労省Twitterがテレビ局に反論したなんて話しあったけど、まぁ悪手だとは思うけどわかるよ

寝るまも惜しんで働いてるのに素人に検討違いの説教食らうんだもん。

一番したの記事なんて調べてないのに調べたとかほざいて説教垂れてるんだもんね

まぁふざけんなってなると思うよ

 

私の認識では

PCR検査は的中率が低いのでやみくもに検査する意味は少ない。

PCR検査そのものにリスクがある

という話を聞くのですが

 

まずそもそもPCR検査とはどんなものなのかってあんまりみんな知らないですよね。

たぶん興味もないと思うんですけど

たぶんテレビであーだーこーだ言っている人たちも知らないよね。

 

それを知らないであーだこーだいうのはまずいと思うんですよね。

なのでちょっと調べてみました。

新型コロナウイルスが流行してからの記事は記者のポジションが絡んでいる可能性が高いので

なるべく去年以前の資料を拝借しています。

 

 

 

PCR検査とは

ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)をつかったウイルスの検査方式です。

 

ではポリメラーゼ連鎖反応とは何かというと・・・

DNAの量を測る−こんなこともできる“リアルタイム−PCR法”(2009年)

 

1985年、ケリー・マリスによって鋳型となるDNAと必要な試薬を混ぜて装置にかけるだけで、文書・書類などをコピー機で何枚も複写するように、ある 特定のDNA領域を短時間に増やす(増幅する)ことができる手法

 

去年までいた職場で大腸菌を検査する方法もこんな感じだったなー

要するに、体からウイルスがいると思われるところから検体を採取し

”該当の”ウイルスを増幅させる試薬の中に入れる。

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検体の中に該当のウイルスがいれば増殖して確認できるようになる(陽性)し

いなければ反応は起きず変化はない(陰性)

ということだと思います。

 

PCR検査の方法

 

PCR検査は作業に訓練が必要と聞きます。

そこがボトルネックのひとつという話しも聞きますね。

 

採取方法は以下のサイトを参考にさせていただきました

無症状の方など痰が出ないという方には、インフルエンザの検査と同様に鼻から綿棒を挿入し鼻咽頭の粘液や細胞を採取し、検査をします。優先順位としては、痰などを採取する下気道由来検査→鼻咽頭ぬぐい液での検査としています。

 

以下のサイトは楽天が一瞬販売していた個人検査キットに対する記事ですが、採取方法が絵つきで更に解りやすいです

 

うーん。インフルエンザでやられた記憶ないな…

まぁ良いや

 

検体採取する際には最も出血しやすいキーゼルバッハ部位と呼ばれるところを通りますので、強く擦ってしまえば鼻出血が起こる危険性があります。

私も無理です。

絶対ウィルスのいる可能性が少ない手前で検体採取して陰性でしたーってなる。

 

PCR検査の弱点

また最初の記事からの引用ですが

ごくごくわずかなDNAの汚染が誤った結果をもたらして しまう場合もありますので、細心の注意をはらって操作を行わなければなりません。

 

ということで、PCR検査の拡充が進まない原因に、検査をするのに訓練が必要だから。

採取だけの問題でもないかもしれないです。

資料が別の要因で汚染される(キットの洗浄が不十分ですでに菌が付着していたなど)

ことをコンタミネーション(コンタミ)といいます。

f:id:belphegor729:20200508185811p:plain

 

また、確か5月4日の総理会見での尾身先生の発言だったと記憶していますが

検体の運搬がボトルネックになっているという話もありました。

これも運搬中のコンタミなどの懸念を排除するために手間がかかっているのではと推測されます。

あとは、これは個人的な推測ですが、道路からの振動も悪影響を及ぼすとかあるかもしれませんね。

個人的にはなぜボトルネックになっているのか

をぜひ教えてほしいです。頑張ればなんとかなるのか、採取した検体の健全性を確保するには仕方がないのか。

私は後者だと思っているので(これだけテレビなどでせかされて、総理からもどうなっているんだといわれている状況ですから)

そこら辺を開示するのはメリットだと思うんですよね。

 

あとは、これもテレビではほとんど話題になりませんが、ネットではよく言われる話で

偽陽性偽陰性

の問題も大きいと思います。

 

これはインフルエンザの迅速検査キットについての記事です。

news.yahoo.co.jp

こちらのキットはPCR検査よりもさらに感度が低いらしいですが

検査のみで判断すべきでない。

というのはPCR検査も変わらないと思います。

 

偽陽性がどう悪影響を及ぼすか

新型コロナウイルスは治療薬がありませんので軽傷であれば

隔離をして療養して、自分の免疫力に任せることになります。

免疫力が負けて肺炎が重症化した時に、即座に人工呼吸器なりECMOなりで呼吸を補って、でもやっぱり引き続き頑張るのは自身の免疫です

 

で、その継承者の中に、重症化する可能性が0%の人間が別途を占拠していく。

そして、もしかしたら院内感染で本来感染していない人が結果的にPCR検査をしたことで感染するかもしれない。

指定感染症は隔離する必要がありますので、使用できるベッド数に限りがあります。

ベッド数を患者数が超え、医療リソースがパンクすることを医療崩壊と呼んでいるわけです。

異論あるでしょうし、複合的な要因によってですが、イタリアはそうなったといわれていますね。 

実録:かくしてイタリアは新型コロナウイルスに飲み込まれ、あっという間に“医療崩壊”に陥った|WIRED.jp

 

では偽陰性はどうか

 

前の章で紹介したこちらの記事

新型コロナウイルス流行語の記事ですのでバイアスがかかっているかもしれませんが、偽陰性・偽陽性についても詳しく記載があります。

で、自分でやったら絶対手前でとって陰性になるって話をしましたが、

本来採取すべき場所にウィルスが存在したらこれで立派な偽陰性です。

 

これではウイルスのキャリアーであるのに行動に制限がかかりません。

陰性の診断がでた患者は症状の大小によって自宅待機を勧められるとは思いますが

比較的症状が軽い人はお墨付きをもらったことになるので自由に動き

自由にウイルスを拡散するでしょう

不安だからという理由でPCR検査を受けれるようになったらその傾向は加速するのではないでしょうか。

ちょっと出展を見つけられませんでしたが、毎年のインフルエンザの流行もそれによって起きている面があるという記事も見ました。

 

本来はPCR検査”のみ”をもって判断すべきではないし、

そもそもPCR検査をしてもすべてを拾えない

(PCR検査数を増やせば本来の感染者数と公表されている感染者数の乖離を減らすことはあっても無くすことはできない)

 

そういったPCR検査の不確実性もあるし、また感染者数(=指定病院のベッドの占有率)をコントロールしながらその間に防衛体制を整えていくために

PCR検査の拡大ではなく(もちろん拡大できるよう体制は整えていったでしょうが)

陽性患者の行動などの把握によって、PCR検査で陽性が出る可能性の高い人間を別の方向から絞っていたんだと思う。

いわゆるサーベイランスだのクラスター対策だの言うやつですね。

 

日本と海外の違い

じゃぁなんで海外は日本と比べてPCRの検査数が多いのか

ということについてもちょっと考えてみたい。

 

まずはアメリカで一番被害が大きい(ように見える)ニューヨークですが

ほかの事象の出展を探していて見つけた記事でびっくりしました

 

news.yahoo.co.jp

 

ニューヨークでは基本的に、コロナの軽症だとされる人は受診したりウイルス検査(日本でいうPCR検査)をしたりすることがなかなかできない。よって感染者として確認された人というのはつまり、ある程度「重め」の症状がある人ということになる。そこからさらに重い症状の人は入院治療となり、それ以外の人は自宅療養となる。

 

・・・日本と変わんないじゃん・・・

検査数が多いんじゃなくてコロナの疑いがある重傷患者が大い

ということになります

これで純粋に検査数を比べるのはフェアではないと思う。

ただなぁ、

記事の日付が新しいわりに、ほかの記事ではこのNYでのPCR検査を受けられる条件について言及のある記事が見当たらないので、そもそもこの情報自体が正しいのかについても疑ったほうがいいのかもしれない。

 

NY州、100万人がコロナ検査受ける 人口の5%超 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

大体ほかの記事では広く検査を受けられるように対応しているとしか書いていないんですよね。

英語が読めるだけでなく、ネイティブの情報にアクセスできる能力がある人がうらやましい。

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ただ、上記記事で

NY州は新型コロナに感染しているかの検査とは別に、「抗体検査」も2日までに1万5千人に実施。感染後の免疫反応によって体内にできるたんぱく質を調べるもので、その陽性率は州全体で12・3%に上る。そのため、実際に感染していた州民の数は、感染が確認された数よりも多い可能性が高い。

 

とあるので、日本だけが確認された感染者数と実際の感染者数に乖離の可能性があるわけではないといっていいでしょう。

 

また、アジア各国でPCR検査の体制がある程度確立しているのは

これもやはり尾身会長が会見で触れられていますが、過去に中国からアジアに広がったSARSの被害を受けて、検査体制を強化していたからですね。

個人的にはアジアに関しては2回目の新型コロナウイルス感染症なわけだから、日本と同じレベルの対応状況だったらそれはそれで問題だと思う。

 

コロナの感染拡大、地域差はなぜ? 第一人者が読み解く [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

 

 「SARSが流行した際に、私はWHOで緊急対策専門家会合の議長をしましたが、中国は最初、WHOに情報を出そうとしませんでした。業を煮やした当時のブルントラント事務局長が「異変があったらすぐに報告せよ」と公然と批判したのです。中国は慌ててWHOにも協力するようになり、強力な感染防止策も打ち出しました。つまり、SARSを機に世界の結束が築かれ、WHOもリアルタイムの対応策を示すことができるようになりました」

 

中国SARSの時から何も変わってない・・・変わったのはWHOのほうか・・・悪い意味で

 

また、よく成功モデルとしてあげられる台湾と韓国も、明確に敵がいることが共通点だと思います。

台湾は中国

韓国は北朝鮮

 

台湾はそもそもの発生源と敵対しているんだからそりゃまぁ動きは速いよなと思いますし

韓国の場合は容易に他国ではまねできない利点をたくさん備えています。

フランス出身の文明評論家「韓国は監視が厳しい社会」=韓国ネ... | 国際 | ニュース | So-net

韓国で隔離措置違反者の電子リストバンド着用始まる=中国では理解示す声「防疫の手を緩めてはならない」|レコードチャイナ

韓国でコロナ検査「世界最大級」のウラで医師が「動員」されていた!(崔 碩栄) | マネー現代 | 講談社(1/5)

 

最後に。

PCR検査とあわせ、日本と海外の違いをちょっと私のバイアスはかかっていますがまとめてみました。

 

個人的にはアビガンなりレムデシベルなり、新型コロナウイルスの特効薬が確立されない限りは完全な収束とは言えないですが、何をもって効いているのかってそんな簡単に言えないよなぁとも思うんですよね

どこかでちょうどよい状況を模索して本来の日常に戻っていかないといけないんだろうなと思っています。

 

belphegor729.hatenablog.com

 

だから、ロックダウンを解除し始めた海外が

また感染拡大!

なんてことにならないでほしいなと願ってます。

「あぁ、日本も非常事態宣言を解除しても大丈夫そうだな」

って思いたい。

(だから韓国ドイツマジ勘弁して…)

 

あとは、国からも指針が出ましたけど

行動変容

新しい生活様式ですか

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出展:厚労省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

全部を守るのは正直無理だし、いつまでも続けれるものでもないと思うのですが

(特に娯楽、スポーツ系はコロナが終息するまでじゃないかなと思ったり)

 

できないからやらない

ではなく

できることから取り入れていく

スタンスで実践していきたいですね