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映画、漫画、革のブログです

真希波マリイラストリアスについてのとその他雑感

前回結構長めの感想をアップしまして

 

belphegor729.hatenablog.com

 

 

その中で真希波の考察を書いていたのですが感想記事があまりにも長くなったので、ちょっとこれだけ切り出しました。

結構面白い考察ができたかなと思っているのですがどうでしょうか。

ついでに感想アップ後に2回目を見てきたので雑感も後ろにつけますのでよろしかったらどうぞ

 

 

 

マリの正体についての考察

今回すこーしだけ背景を見ることができた真希波マリイラストリアス

彼女もカオル君と同じように人ではないものであることはきっと確定ですね

綾波と同じく旧日本帝国海軍戦艦の名前に苗字を変更された式波アスカラングレーもシキナミタイプのクローンの可能性がありそうなので

マリもマキナミ型のクローンとかなのかなという考察は成り立つと思うんですよね。

そこらへん漫画とか読むと情報がありそうですが

 

駆逐艦の話をすると式波(敷波)は綾波型駆逐艦の2番艦なので、アーキタイプの綾波、それをグレードアップした式波という旧アニメからの設定変更はそれを示唆してますね。

 

そして、同じく駆逐艦から名前をいただきつつ、綾波型ではない真希波(巻波)

同様の存在でありつつ、全く同じではないという意味が込められているのではないかなと思うんですね。

 

 

と、ここまで書いて思い出したけど、

イスカリオテのマリアって

イスカリオテは裏切りの使徒か

 

あーなるほど

真希波使徒確定だな

イラストリアスも大日本帝国海軍と敵対するアメリカ海軍の軍艦だから

人間と敵対する使徒を暗に示しているのかもしれない。

 

 

カヲル君と同じで人と歩むことを決めた使徒

ウィキペディア曰く第11使途が不在とのことなのでここでしょうか?順番おかしいけど。

もしくはイスカリオテのユダらしく13番めの使徒で、席をカヲル君に押し付けたとかかなぁ。

 

人と一緒に歩み、ゲンドウやユイと交友を深め

人類補完計画が始まった後は、自身をベースにエヴァンゲリオンを操縦するためのクローン技術を展開

旧テレビ版で私の記憶が確かならカヲル君はエヴァとのシンクロ率を自由に操れたと思うので、それが使徒の能力であるとするなら

クローンのベースとして申し分ない。

マリアというのは「聖母マリア」ではなく「マグダラのマリア」でしょう。

彼女はイエス・キリストの死と復活を見届けた人物であり、またイエスと結婚したとされる事もある。

あー

あぁ

好意を寄せていた綾波、式波の源流としてのマリにシンジ君は帰結していったのかなぁ。

あるいは、シンジをイエス・キリストに見立てて、彼の死(Qで描かれた絶望)と復活(正にそのまま、シンで描かれた彼の再起)を見届けた伴侶と見てもいいのかもしれない。ゲンドウは神を殺して成り代わろうとしたとすれば、シンジは次世代の神の子ですね。

 

ゲンドウ夫妻は学友と息子が付き合いだしたことにどういう反応をするのかは気になるけどw 

 

まぁ考察でしかなく確定ではないのであれですが

最終的にマリエンドになったのもそういう風に考えれば割としっくりくるのかしら、と思ったり

 

ユイも人ではない?

ゲンドウのセリフの中に「ユイもゴルゴダオブジェクトから来た」的な発言があった訳ですが、わりかし遠回しな発言が少なかった印象なのでそのまま受け取ると人ではない何かが残したオブジェクトにいたわけだからユイも人ではないよね。

残した人の一人なのかしら。

”も”が意味するのはマリのことなのか、6本の槍のことなのか。

 

アダムスについて

冬月がマリの為に連れてきた9〜12号機

8号機の手から出た獣に怯える10号機は可愛かったですがw

 

アイツら全員アダムなんですね。だからアダム”ス”なんだと聞いて納得。正確にはアダムスの器か。

 

違いがわからんけど

 

4体のエヴァ(アドバンスドアヤナミシリーズ?)が器で、

 

4機の戦艦がアダムス?(マリが3機の戦艦を沈めるときにそんなことを言っていた)

 

あ、カヲル君も第1使徒だから5体?あれ?こんがらがってきた

 

あれ?そうするとコイツラがアダムス説はハズレになるのかしら

 

もしくはここに写っているので全部ではないですよということなのか、それともヴンダーたちもアドバンスドアヤナミシリーズと同じ器?

 

おおう。もう一回見たくなってきた

 

 

3本の槍の ガイウス カシウス ロンギヌス

今回出てきた3本の槍

ロンギヌス

カシウス

ガイウス(ヴィレ)

3人の偉人がいるのかなと思ったらこれ一人の人物みたいですね(ガイウスってカエサルのことかと思ったんですよね。カエサル・ユリウス・カエサル)

 

マルクス・ユニウス・ブルトゥスらと共にガイウス・ユリウス・カエサルを暗殺した首謀者の1人として知られる。単にカッシウスやカシウスと表記されることも多い。

 

ゴルゴダの丘でイエスを刺したロンギヌスとは別人になるなぁ

ちなみに「ダンテの新曲」ではイスカリオテのユダと一緒に地獄の最下層にいるそうな

 

「僭主カエサル」の暗殺の首謀者であったカッシウスとブルトゥスの名声は長く残り、帝政期に入るとカッシウスは「最後のローマ人」と称されることもあった。一方でカエサルを英雄視していたダンテ・アリギエーリは『神曲』の中でカッシウスとブルトゥス、及びイエスを裏切ったイスカリオテのユダを共に地獄の最下層に配置している。

 

むりやりつなげることもできそうではある。

既存の2本、ロンギヌスとカシウスはやはりそれぞれイエス、カエサルを殺した二人からとった可能性も考えるけど

ガイウスは古代ローマではかなりありふれた名前らしくガイウス・カシウス・ロンギヌス以外のモチーフがありそうな気がしないんですよね

 

鈴原ヒカリ役の岩男潤子さんについて

個人的に、大人になったヒカリが子供のままのアヤナミと接するのってなんか感慨深くって

 

なんでかというと、ヒカリ役の岩男潤子さん

カードキャプターさくらの知世ちゃん役で有名な方だとは思うのですが

TV版と同時期に

Key The Metal Idol

 

 

 

というOVAで自分のことをロボットだと思っている少女「巳真兎季子(キィ)」役で主人公を演じていらっしゃって

まぁなんというか、無機質で無感情な少女ってやっぱり綾波レイと被るじゃないですか

(勝手にKEYはエヴァのフォロワーだと思ってたけどこっちのほうが早くてびっくり)

 

KEYは綾波のような少女が、陰謀に巻き込まれながら、人と触れ合うことで人間性を回復していくストーリーなんだけど

 

何というか、大人になったヒカリをどうしてもキイと重ねてしまって

同じく無機質な幼少時代を過ごしたキイがいまだ感情を獲得できていないアヤナミを導いているように見えてなんかグッときました。

多分そこでグッとくるのは私だけだと思うけど

 


Key the Metal Idol - Lullaby (Full Japanese OST Version)

 

ついでに、パンフレットで「自分自身で叶わなかったお母さんになる夢を代わりにかなえてくれた」ってコメントが重い。離婚されていたんですね・・・

 

 旧劇場版とシンエヴァンゲリオンのラストシーンについて

庵野監督のさじ加減がほんとにすごいなと思うのが特にエンディングだと思うんですよね。

旧劇もシンも現実世界に戻ろうっていうのが落ちでどちらも変わらないと思うんです。

でも、旧劇はアスカに「気持ち悪い」と吐き捨てられて現実に引き戻されるのに

シンはマリの手を引いて実写の宇部を駆け抜けていく

まるで「一緒に行こうよ」といわんばかりのポジティブさ

わけわかんないけど、やりたいことはわかるし

それが15年紆余曲折を経て手に入れた庵野監督の結論なんだろうなと思うと

素直に受け止めたくなるし、自分も頑張らんといかんなぁと思うんですよね。

思えば破を見て期待した「ポジティブなシンジ君」をよりアップグレードする形で見ることができたのも満足感の理由なのかな?

しかし、碇シンジ14歳は声変わりしていなかったか。

声変わりしたら神木隆之介ヴォイスとかシンジ君ズルすぎません?