ベイビーわるきゅーれが結構面白くて
コンビのコミュ力ある方、ちさと役の高石あかりさんが出演している見たいだったので
そのままその流れで、前々から気になっていた
わたしの幸せな結婚
もアマプラで視聴
うーん・・・正直凡作
休載がちで原作も長いこと呼んでいないですが、それにしても・・・
というのが正直なところでした
あらすじ
大正風の近代日本を舞台にしたロマンス映画で、
主人公の斎森美世が政略結婚を通じて真実の愛を見つける物語
美世は実母を早くに亡くし、継母と異母妹から虐げられる厳しい生活を送っていましたが、彼女の人生は、美しくも冷酷な軍人・久堂清霞との政略結婚が決定することで一変
清霞は初めは美世を冷たく扱いますが、やがて二人は互いに心を通わせ、孤独を溶かしていきます
そんななか、美世を追い出した斎森家に不穏な動きがあり、また、都にも”虫”の魔の手が忍び寄っていた・・・
とかそんな感じ
原作との相違はそこまで気にならない
気にならないというか、終わっていない原作で、ラブロマンスを主軸に再構築するんだろうなぁという時点で、改変はほぼ確定だろうと思っていたので
まぁこんなもんじゃない?という感じ
それ以上に、映画にするほど盛り上がるか?この作品
ということの方が気になっていたのですが
残念ながら、その懸念は払しょくされませんでしたね・・・
基本的には和製虐げられ令嬢ものにファンタジーを混ぜている作品なので
山場はいわゆる「ざまぁ」展開なんですよ
なのに、ファンタジー要素を混ぜたもんだから、アクションも盛り込まないといけない
2つの要素を混ぜてしまったせいで、どちらも中途半端になっちゃったなぁ・・・
というのが正直な感想デシた
ざまぁする王子様が強すぎて、スカッとする展開やろうとするとオーバーキルになっちゃうからそこも正直肩透かし
原作でも同じ展開だったとはいえ、実写になるとまぁ盛り上がらない・・・
視聴のきっかけだった高石さんは、そのざまぁされる主役の妹役で
朗らかにあくどいことをする感じが結構ちさとと同じ系統でしたねぇ
音楽が大げさすぎる
基本的に映像面での盛り上がりに欠けているので、それを補うために
要所要所で結構がっつりBGMがかかっていて
それが、「このシーンでは悲しい気持ちになってください、このシーンでは怒りを感じてください」みたいに凄い誘導している感じがあって
自然さが足りないように感じました
楽曲自体もね、そこまで良くはなかったかなぁというのが正直なところです
アクションの切れが・・・
ベイビーわるきゅーれでハイクオリティの格闘を見た後なので余計に、というのはあると思うのですが、
全体的にアクションがもっさりしていましたねぇ・・・
斎森邸の襲撃もなんとなく異能で屋敷燃やしてそれっぽく舞台を整えただけで、
相手がずぶの素人どもなので無双というにも派手さがなく
ラストバトルも、羽交い絞め、はがす、の繰り返しで面白みがない
そもそも敵が虫っていうのもなぁ
同士討ちでしかないし、結局もっさりしているのも敵を倒すのに躊躇しているからで
そういった意味で言うと、明確な悪役っていうのを、戦える悪役ね
用意できなかったのが原因ですかね
あんまりすかっとしなかったなぁ
最後に
劇場公開当時、見るかどうか悩んで、結局似たような和風アクションものの
「刀剣乱舞」
を見てがっかりしていたのですが、
こっちを選んでもがっかりしてそうではありますね