とうとう楽しみにしていたワンダビジョンも残り2話
全開の7話でアグネスが正体を明かし
暗躍するヘイワード
ヘイワードの企みを防ごうとするがワンダに拒絶されるモニカ
ワンダに合流しようとするヴィジョンとダーシー
と、じわじわと終わりに向けて動き始めたワンダヴィジョン
8話は「前回までは(Previously On)」と題し
一旦モニカやダーシーのことは置いておいて
ワンダヴィジョンよりも前の話
アガサ=ハークネスのオリジンについて軽く触れた後で
ワンダ事変に至るまでのワンダの道のりを振り返る回でした
今回の内容は大きく分けて3つかなぁと思うのでそれについてそれぞれ振り返ってみたいと思います
S.W.O.R.Dが黒幕でしょうか
ヘイワード屑だなぁ
結局のところ黒幕はヘイワードということでいいんですかね。
ヘイワードというか、5年間ヴィジョンをばらしては組み立てなおしていたとしていたら、S.W.O.R.Dという組織そのものが黒幕でしょうか?
8話のS.W.O.R.D周りの情報を整理すると
モニカがお気楽に5年間サラサラしていた時にヘイワード達が苦心していたことは
知覚戦略兵器と呼称する「Vision」を再起動する実験ということになりますね。
その実験が行き詰ったところに
スマートハルクによる「指パッチン(ブリップというそうです)」によってワンダ・マキシモフが復活したことで彼女のヘックスパワーを利用することを画策
S.W.O.R.Dを訪ねたワンダにわざとヴィジョンを解体するところを目撃させ、ワンダの感情に揺さぶりをかけて暴走させたんじゃないかなぁと予想。
ドローンを武装させていたのもわざとでしょうね。その程度では殺傷できないということも込みでただ怒らせて能力を使わせればいいと。
目論見通りヘックスパワーの残留したアイテムをゲットし白ヴィジョンの起動に成功したと。そんな感じでしょうか。
ワンダの車の助手席にあった手紙の出どころもよくわからないですが、逃避行中にヴィジョンからすでにもらっていたものの可能性ももちろんありますが、ヘイワード達に都合のいいように誘導させるために彼らが用意した餌の可能性もあるのかなと。
まぁとはいえ多分前者かなぁ・・・ヴィジョンの遺体を返してもらって、あの家に埋葬するつもりだったのかな?
まぁでもあのヴィジョンの遺体の解体はショウだと思いますね
ヴィジョンの死は5年前なのでこのタイミングで解体をわざわざすることはないはず。
下手したらばらすためだけに用意した偽物の可能性すらあると思います。
冷静に考えたら8話の最後に出てきた白ヴィジョンは遺体をもとに作られていると思いますし、ワンダがS.W.O.R.Dを訪ねてから2週間もたっていないので、あのバラバラな状態からあそこまでくみ上げるのは厳しいのかなぁと思ったり
にしても悪質ですよねー
ヘイワード、モニカに対してスーパーパワーの保持者を悪し様にののしってましたし、5年間消えていたモニカに対してえらい良いようでしたがやってることは遺体いじくりまわしてるだけですからね。
挙句の果てに監視カメラの映像を編集して見せて、ワンダを悪者に仕立て上げる。
5話の街頭シーンを見直しましたが、
立ち去るところを見せずにヴィジョンの死体を強奪したと言葉で説明するだけでした
サノスは指パッチンの後割とすぐにソーによって殺されていますから
ヴィジョンを復活させないといけない危急の問題なんてないと思うんだが
考えてみればニックフューリーも指パッチンでサラサラしてしまったので
モニカの母であり初代長官でもあるマリア・ランボーが他界した後は
実質的にヘイワードのワントップな組織ではあったんでしょうけど
S.H.I.E.L.Dに続きS.W.O.R.Dまでもがまともな組織じゃないってなるとそれはそれでどうなんだろう?とちょっと疑問
ヘイワードがヒドラの残党というのもちょっと二番煎じですしそれはないと思いますが
となると米国?国連?が自発的にヴィジョンの遺体をいじくりまわしていることになるのでそれはそれで闇が深い。
ちなみに時系列的には
ENDGAME→WANDAVISION→Spiderman/Far From Homeの順番なんだそうで
ワンダ事変が終わった後にニックフューリーは宇宙に行っている可能性が高い
ニックも指パッチンで消えた組なのでブリップで復活してから間もないですからね。
あー、いや、サラサラしたのは偽ニックなんてしたっけ?中身タロスの
どっかでウィンダーソルジャーで暗殺されかけたときに入れ替わった説を聞いたが、どうだったかな
アガサの立ち位置について
ワンダのマジックパワーが緋色なのに対してアガサは紫色
紫って敵キャラのイメージのある色ですが、やっぱりヴィランだと断定するにはまだ早い気がするんですよね。といってもあと1話で終わりですが
アメリカで魔女といえばセイレムというのはもうお決まりですね。
とりあえずセイレムといっておけば大丈夫みたいな安直さもちょっと感じますが、まぁ原作でのアガサもセイレム(正確にはニューセイレムという架空の都市らしい)
アガサに「お前は魔女か(Are You Witch?)」と聞いてきたおばあさんも魔女でしかもアガサの母親っていうのはえーちょっと芝居がかりすぎてない?って思いましたが
あれなんだったんだろう。まぁ断罪の儀式だったんでしょうけど
彼女たちのマジックカラーが青だったので、何か禁断の呪法に触れて青から紫に変色したのでしょうか。
赤と青を混ぜると紫…というのはちょっと考えすぎですかね。
処刑されるはずが相手の攻撃を吸収し、生命エネルギーを吸いつくしてしまったようにも見えますが、自動防御的なものでそこに彼女の意思は介在しておらず、ゆえに制御するすべを求めているのかもしれない。
そういった流れの中で、街そのものを制御したワンダを知り、彼女自身の力を制御するすべをワンダが持っている可能性を感じ
その世界の中に侵入してワンダに近づき観察していたのでしょうか。
だから、善悪とかではなくすごくニュートラルな立ち位置にいるのかなぁと思ったり。
ラストで子供の首を絞めようとしているのもあくまで警告で、ワンダが自身が危険な存在であるということを認識して自ら戒めるように仕向けているだけのような気もする
ここからワンダのメンター的な存在になっていくのかなぁと思ったり
7話の最後のアガサの歌の通り彼女はワンダヴィジョンの世界には途中参加だったんですね。
クイックシルバーも彼女が操っていたことで確定。そして、魔法で出来ることについては正直アガサは圧倒的にワンダに劣っており(同じものを変えるにしてもワンダは改変、アガサは幻覚とだいぶ差があります)マルチバースの扉を開くほどの力がアガサにあるのかはちょっと怪しくなってきました。
そうなるとニセトロににX-MENで同役を演じたエヴァンピーターズがキャスティングされたのはただのファンサービスになってしまうのでちょっと寂しいところですが、7話最後でモニカに接触したニセトロの発言が意味深だったので、ただのモブではないと信じたいところ、もう一ひねり期待したいところです。
ワンダとケイオスマジックについて
結局あのテレビの世界はアガサがひっかきまわしていただけで作り上げたのはワンダでしたね。
色々と可能性を提示して混乱させつつも答えはシンプルっていうのもMCUっぽいなぁと思ったり。まぁそこに至るまではやっぱり一筋縄ではなかったですが。
ついでに言うと、私が毎週聞いているワンダヴィジョンのトリビアを扱っているユーチューブで、イシヴィルウォーからンフィニティウォーまでの間逃避行中にワンダがドラマばかり見ていたからシットコムなんだろうという予想をでいたのですが
もっと前、幼少期の原体験から来ていたんですね
【伏線?】MCU最新作「ワンダヴィジョン」のトリビア全部解説する配信
ちなみに幼ワンダが楽しみにしていた「ディック・ヴァン・ダイクショー」は
このワンダヴィジョンを制作するにあたっても参考にした作品だそうで
まだご存命のディックヴァンダイク氏にアドバイスもいただいているようです
そういう情報も得ていたので、まさかここまでフィーチャーされるとはといった感じ
しかし、S.W.O.R.Dでのやり取りといいウェストビュー郊外でのやり取りといい、ヘイワード、ひいてはS.W.O.R.Dに並々ならぬ不信感を抱くのも無理はない。
ジェラルディンのネックレスを見て部外者であることを見抜いたのもそういう理由だったんですね。すでにワンダとS.W.O.R.Dは接触していたと。
そして、それまでの経緯から完全に敵対者と認識したですねぇ。
夫を埋葬し、彼と一緒に暮らすはずだった土地で静かに暮らすつもりだったのでしょうが
あまりにも無残な遺体の扱われ方にストレスが限界を超えてしまったんですね。
その結果、ストレスを軽減する方向に力が暴走し、ウェストビューという街を飲み込んで彼女に都合のいい異界に変貌してしまったと。
子供たちはおろか、ヴィジョンすら彼女が無から生み出したのは意外でしたが
ある意味で、ヴィジョンに過去の記憶がないこと、それでもなお高潔な心を持ち続けていることにも納得がいきます。
彼はワンダから見たヴィジョンなんでしょうね。
彼ならこうするであろうというありようは変わらず、しかし他人であるがゆえに彼の内面はわからない。内面とはまさに過去、記憶そのものですからね。
そして、ワンダの持つヘックスパワーについてはマインドストーンによって後天的に付与されたものではなく、もともと持っていた魔術師としての素養がマインドストーンによって増幅した、ということに設定しなおされたみたいですね。
あくまでマインドストーンはサブ
彼女の本当のパワーソースはアガサのいう「ケイオスマジック」なんでしょうね
そして、アガサが「ワンダはスカーレットウィッチである」と断言したこと
ワンダがマインドストーンに触れたときに見たVision(幻影)
この2つから推定するに「スカーレットウィッチ」はワンダ固有のヒーローネームではなくDrストレンジに対する「ソーサラースプリーム」のような意味合いのものなのかもしれないですね。
ケイオスマジックの使い手=スカーレットウィッチ
的な
あの幻影は先代スカーレットウィッチとかね。
ちなみに「ケイオスマジック(混沌魔術)」というのは下につにもあるみたいです。
だいぶ意味合いは違ってそうですけどね
ケイオスマジック (英: chaos magic、混沌魔術あるいはたんにケイオスとも) は1970年代後半のイギリスのウェスト・ヨークシャーで生まれた魔術の一潮流である[1]。西洋儀式魔術(英語版)やネオシャーマニズムを思わせる様々な技法によって、主観的経験と客観的現実の双方を変えることができる、と多くの実践者は考えている。
正直全く何言ってるか意味わからないです。
最後に
本当にあと1話で終わるのでしょうか。
まぁ8話もトータルで40分越えと結構長かったですし、9話はもっと長くなる可能性もありますが
ニセトロとモニカがどう動くのか
ヴィジョンとダーシーは合流してどうするのか
ヘイワードは白ヴィジョンを起動して何がしたいのか
語るべきことは山ほどありますし
どれもDrストレンジの映画に持ち越す内容でもないと思うんですよね。
しかもDrストレンジの前にスパイダーマンあるし
ヴィジョンVS白ヴィジョンはあるんだろうなぁと予想
まぁどういう風になるか、ここまで丁寧にやってきたので最終話で雑にまとめることはないと思いますので正直今週1週間結構仕事しんどいんですが、これを楽しみに耐えていきたいと思います。