先週木曜21時から1~6話まで配信された
実写 推しの子
前回漫画完結について語った時に、実写楽しみにしてるんだよねという話をしていたのですが
どうすか皆さん
みました?
私は木曜に1~4話を視聴し
昨日5~6話を見終わりました
見た感想ですが、今のところ大満足ですね
超楽しい
正直年始にティザービジュアル出たときは、
結構やばいな・・・と思っていたのですが
\\💫実写映像化決定💫//
— 【推しの子】ドラマ&映画公式 (@oshinoko_lapj) 2024年1月23日
【#推しの子】
―――〈2024年冬⛄❄〉―――
ドラマ配信開始&映画劇場公開
スペシャルビジュアルも解禁
―――――――――――――――#アクア 役 #櫻井海音#アイ 役 #齋藤飛鳥#ルビー 役 #齊藤なぎさ#有馬かな 役 #原菜乃華#黒川あかね 役 #茅島みずき#MEMちょ 役 #あの pic.twitter.com/Ri6nUByYN0
アクアとあかねがかなりやばいなーと思っていたんですけどね
アクアの緑のゴム手袋なんなん・・・
まぁ実際のところ完全なイメージビジュアルでこの衣装を着ることはないでしょうし
着たら着たで動けば格好いいんでしょうけど
実際情報解禁されていくと結構期待が持てる、、、とまぁいろんなひいき目もありつつ
特にB小町の楽曲2曲公開されてからはかなり期待感高まっていました
で、ドラマ本編
正直1話はきつかったですね。そもそも子役の演技はどうしてもキャリアを重ねた大人たちの比べると見劣りするし、赤ちゃんやばかったなぁ・・・
ただ、1話のラストシークエンスはアイ演じる齋藤飛鳥さんだけでなく
子役二人の演技もかなり光っていた気がしますし
推しの子、という作品上子役は使わざるを得ない
それを、ギュッと1話にまとめたのは英断
大前提として、あの原作を絶った8話+映画でまとめるのは不可能だとは思っていたので
割とドライなエピソードの取捨選択は発生する
今回そのとばっちりを特に受けたのは今日甘のメルト君でしょうねー
ただ、エピソードをチョイスしていく中で、枝葉は本当に思い切って切り落としていったなと
B小町とアクアの話に、もっと言うとアクアの三角関係とルビーの話にギュッと凝縮して
あのチャン演じるMEMちょですら、めちゃめちゃ薄味
まぁもともとこちょい役だったのが、作画のキャラデザを見て気に入って役割が増えたって話だから、それを差し引くとこんなものなのかもね
ぴえよんも出ただけましレベルでしたね。謝罪する有馬かなが超絶かわいかったので全然良いのですが
個人的には、原作からかなり大きく改変された東京ブレイド編がすげぇなと思っていて
賛否両論あるとは思うのですが、私はその改変の妙に唸りましたね・・・
大きな改変としては、テーマが2.5次元舞台からテレビの連続ドラマに変更になったこと
そして、東京ブレイドという作品の内容そのものがもはや別物というレベルで変わったこと
はじめは私も大丈夫かな・・・とひやひやしていたんですが
見終わってみると、本当に意味のある改変だったなと思うんですよね
まず、2.5次元舞台からテレビドラマに変更したことについて
まず大前提として、「ドラマではなく舞台だからこそできる演出・面白さ」を、ドラマで表現するむつかしさがあると思うんですよね。何よりも、人を入れてなんぼの舞台をドラマで消費するのはかなりコスパが悪いし、観客をエキストラで用意するのもかなりハードルが高いんじゃないかと。基本的にドラマ見ないから実際のところどうなのかわかんないけど
そのあたり、B小町の3人が見に行くライブが実際のものだったり、B小町のファーストライブも実際のアイドルイベントだったりと、うまく観客を用意したなぁと感心したり
で、もう1個重要なのが、原作で使われたステージアラウンドという機構のある劇場もうないんですよね・・・
ドラマで舞台の良さを伝えて且つ面白くするハードルを考えると
ドラマでドラマをやるのは、まぁ今日甘と被るリスクはあるのだけど、少なくとも今回は低予算ドラマとキー局の本命ドラマで差別化は図れているいるし
個人的には、せっかくだから大型ドラマあるあるネタ原作で扱えなかったからここで使っとこう、みたいなサービス精神もちょっと感じるんよね
原作の没ネタに東京ブレイドのガワをかぶせましたといわれても信じちゃう
で、舞台からテレビドラマになった時点で、東京ブレイドの内容が舞台映えするアクションものからサスペンスものに変わったのも納得感あるなぁと
FUJIMI TELEVISIONの9時枠だから完全にフジの月9をイメージしてますよね
そして、連続ドラマにしたことで、アビ子先生とGOAさんの掛け合いがかなり長くなってドラマ脚本パートとしてしっかりと見ごたえが出来てるんですよね
この二人の掛け合いがすごく面白かった。とがった脚本作ってあとは演者が頑張れ
じゃなくて、とがった脚本書いて視聴率下がって、アビ子先生も責任を感じたり、そこをドラマ脚本化として一日の長があるGOAさんがフォローしたり、そんな二人を見守る安達祐実演じる吉祥寺の目が優しかったり
こう、漫画やアニメが悪いわけではなく、2次元ではなく3次元だからこそできることがいろいろ詰まっていて、そういった意味でも感無量
長くなりすぎたのでさらっと流すけど、地味に恋愛リアリティショー編の、演者を攻撃する視線の演出も秀逸だったなと思ったり
とにかく満足度が高い
そして、私は漫画からドラマまで一貫して有馬かな推しなんだけど
本当にほんっとうに、 原菜乃華さんの演技がバチボコによい
原さんすずめの戸締りの時に知って、めちゃめちゃ声いいなぁと思っていて
演技を見るのは初めてだったんだけど、あの熱意と諦観とコミカルさが入り混じった複雑なキャラを完っ全に体現していましたね。とにかく表情がころころ変わるのが可愛くて仕方がないし
それこそ「バチボコにもえてんなー」が良すぎましたわ
そんで、髪色がね
さすがに原作通りの赤髪はむりだったかぁと思っていたら
光が当たるとかなり赤くて、なんとかリアリティを担保しながら原作再現しようと限界に挑戦しているの、ファンとしてはすごくうれしい
はーしかし後2話しかないのかー
私個人としては7話がね、一番楽しみだったりして
とにかく作中でも言われてるけど7話でMVとるトワイライトめっちゃ好きなんですよ
来週木曜はとりあえず7話だけでも先に感想上げたいし
映画もなるはやで見に行く予定です
ラストは改変があるのかどうか、ないとしてどういう風に締めくくられるのか
久しぶりにがっつりドラマには待っています