奥さんが、奥浅草のイベントで買ったバッグがへたってきたので、新しいものを買いたいと相談してきました。
それで一緒に調べているうちに、私もちょっと新しいレザーバッグが欲しくなってきまして。
いろいろ見ていたら、Instagramで流れてきたフラップトートが気になりました。
ほかにも候補はいくつかあったのですが、いくつかの要素が決め手になり、そのまま購入に至りました。
それが、こちら。


底面が直接床につかないよう、底鋲が打ってあります。
また、底を一枚革にすると半裁から抜き出すのが難しく、コストが上がってしまうため、
おそらくコストダウンの意図でしょう。3枚の革で底面が構成されています。

フラップにはブランドロゴ。

使用している革は「ミッスーリ」。
イタリアのタンナー「ラ・ペルラ・アズーラ」社のオイルドレザーです。
ミクールさんは、軽微な仕様変更にはかなり柔軟に対応してくれます。
素材変更は、希望したレザーがパーツ取りできないとのことで断念しましたが、
デフォルトのラインナップにない色でのオーダーは快諾していただけました。
今回はお願いしませんでしたが、パーツ追加なども対応してくれるそうです。
オーダーから発送まで3日と、制作期間の短さも好印象でした。
話は戻って、このアズーラ社。
代表的なレザーは「アラスカ」という、ワックスコーティングされたシボ革。
私のような素人だと、制作中にワックスを落としてしまいそうで手が出しづらいですが、
プロの作家さんの間では、かなりホットな素材だと思います。
内装はスエード。
候補にしていた別のアイテムは、ここがポリエステル系素材だったので、
そういう意味でも購入の決め手のひとつでした。
程よい毛並みで、高級感があります。

構造がシンプルなので、収納しているアイテムへのアクセスも良好。
これまで使っていたバックパック型は、どうしても奥の物が取りづらかったんですよね。
フラップや側面を絞るパーツがマグネット式なのも、開け閉めが楽で良い。

側面もマグネット。
ちょっと顔みたいで、見ていて面白いです。

これは対抗馬の話になりますが、
フラップも側面も金具で留めるタイプだったので、
開け閉めがもたつきそうだな、という印象がありました。
革は私の好きなプエブロや、ミネルバボックスを使っていて非常に好みだったんですけどね。
ミッスーリも、しっとりしつつコシがあって良い革だと思います。
正直、プエブロのラインナップがあることを知ったのはミクールでオーダーした後だったので、
その前に知っていたら、もう少し悩んだかもしれません。
半額というのが大きいですが、プエブロを使ってこの価格はかなり安い。
10万円を超えるブランドもありますから。
ただ、決して良いところばかりではなく。
収納力はそこそこ。
シンプルな分、細かい物を雑に放り込む形になってしまいます。
ケーブル用のファスナーポケットがあったら、なお良かった。
厚みのあるポケットもないので、普段使っている三つ折り財布はやや収まりが悪いです。

あとは縫製。
この部分、いずれ裂けそうで少しおびえています。

ミシン縫いの限界なのかなぁ。
とはいえ、非常に格好がよく、持ったときのサイズ感もちょうどいい。
今のところ、かなり重宝しています。
向こう数年は、このかばんで一軍を張れそうです。