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靴博は盛りだくさんで時間が足りない!



9月中旬に開催された靴博

もう沢山の方がブログで感想をのべられていますね。

 

https://kusumin.com/kutsuhaku2019_review/

 

 

 

 

 

 

 

やっとブログにまとめることができました。
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所々の都合でシークレットプレビューには参加することができず、いろんな方のプレイベントの感想を見ながら本イベントを待っていました。

 

https://kusumin.com/kutsuhaku2019_pre/

 

台風で仕事がぐっちゃっちゃぐちゃになってる最中でいって大丈夫か不安でしたが、リフレッシュできましたし、翌週頑張る糧にもなりました。

色々新しいブランドとの出会いもあり、面白い企画も沢山ありましたので、すべては見切れませんでしたが、感想を書いていきたいと思います。

 

・Cagiana

 


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こちらはCagianaという新興のブランド。

本業は住宅メーカーだそうで、社長の足に合う靴が欲しくてブランド立ち上げちゃったとののこと(間違ってたら教えてください💦)

足を鍵に、靴を鍵穴に見立てたブランド名と言うことで、そのネーミングセンスに脱帽です。

そういうセンスほしい。


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靴としてはインソールでフィッテイングしていくタイプのようで、割りとふかふかしたクッションインソールが入っていました。

売りはパティーヌで、その鮮やかさは会場内でも抜群に目を引いていましたね。

お値段は10万円と少しおたかめ。

 

 

最後にお土産でフットゲージ頂きました。

これは便利
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・ISETANオリジナル


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こちらのISETANブランドのシューズは、この靴博のためだけに作ったそうで、正直もったいないなぁという印象。

2万円のマドラス製のマッケイシューズももちろん良いものですが、

3万円のペルフェット製のものは、有名靴ブランドで木型作りをされてきたかたのものらしく、かなりの評判でした。

 

ただ私の足には少し合わなかった様子。

踵が弛くてですね…

私に対応してくださったISETANの店員さんも同様の事をおっしゃってました。

踏まずの攻めと甲のフィッテイングは抜群だったのですが。サイズは少し大きめ、ハーフ下げると大体の人は幸せになれると思います。

販売は基本的に靴博のみのようですが、在庫分は売り切るそう。まだあるかな?あるかも。

アノネイのペルフェット自体普通にかうと50000円するので本当に買いだと思います。

 

その後店員さんとその日履いていたVASSで大盛り上がり。時間が足りなかった理由は多分ここ(^_^;)でも楽しかった。

店員さんもVASSが好きだったようで、撤退を惜しんでいました。

なかなか、良いブランドであっても既存の有名ブランドに太刀打ちするのは難しいものがあったそうです。

因みに、もうISETANで取り扱いがないので意味のない情報ですが、ISETANで扱うVASSはウゴリーニラストから更に甲を薄く、踵を小さくしているとのことで、本国で直にかうのであればハーフ下げるの正解とのことでした。

確かに、きついことを覚悟したブダペストラストはほぼジャストで、ジャストなはずのUラストが甲が緩かったんだよなぁ。

VASS伊勢丹で試着したときこの方が応対していたら買っていたかも…いや、カラーラインナップが少なすぎて買ってなかったかな

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 

 

靴博2019ではITを取り入れた技術革新のアピールもいくつかありました。

 

・3Dプリントインソール

 

これは自社のスニーカーに多面的な計測をした上で弾き出したデータをその場でプリントして整形するインソール。

トータルで7万円とのことでした。

カッコいいなぁ。

 

・3Dプリント木型

 

こちらはあまり詳しくお話を聞けなかったのですが、3Dスキャナーでスキャンした足データを3Dプリンタでプリントした上で、そのデータを更に修正して木型を作るそう。

未来、来てるね!

この中に足をいれて、足を3Dスキャンするみたい。


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・その他

ゴアテックスの実演もあったり。


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・シューシャイニング チャンピオン オブ チャンピオン

 

長い。

世界大会もあり、日本大会も春に開催されたということで、その他の国で行われていた大会のチャンピオンを呼んでチャンピオンのなかのチャンピオンを決めようというイベント。

個人的には短い時間で3足磨くのは、差は出るかもしれないけれど、もうちょっと余裕を持った時間設定でしっかりと完成したものが見たかった気も

まあ用意された靴のブランドを見るとそれも難しいんだろうなとは思ったり

 

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私がきたときにはこんな感じで、私の腰のHPをガンガン削っていったので、一回戦しか見ることしか出来ませんでした。

それもほとんど見えませんでしたね💧


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イノキスタイルで登場した初代世界チャンピオンの長谷川さん


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マイペースな日本チャンピオンの石見さん

 


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第2回世界チャンピオンのジョン・チャンさん

 


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ロシアチャンピオンのアントンさん

 

スウェーデンチャンピオンのミカエルさんと

第3回世界チャンピオンの杉山さんの写真はとれませんでした😢

 

こちらは第一回戦の解説をしているFANS浅草のミムラさん。


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子連れで荒井博史さんを試着しにいったときの事を覚えてくださっていたようで、気さくに声をかけてくださいました。

 

あのときは本当にお騒がせしました…

 

 

belphegor729.hatenablog.com

 

磨き終わった靴はこちら。

一足めはISETANオリジナルのスムースレザー

二足めはカルミーナのコードバン

三足めはスコッチグレインのシボ革

まずは長谷川さん


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次は石見さん


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杉山さん


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ジョンさん


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ミカエルさん


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アントンさん


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スムースレザーは正直私の目では良し悪しはわからなかったのですが、海外勢はそもそもコードバンを磨いたことないとのことで、かなり差があった様子。

多分大会にかける意気込みも違ったんじゃないかなぁと言うのもあるし、

ロシアスウェーデンだと、多種多様な革の靴を履かれてはいないんじゃないのかなぁという気もしました。

市場が縮小しているかもしれないですけど。日本人ってこだわる人はとことんこだわるから多様よね。

そもそも雪国でコードバンシューズの需要ってあるのかしら?

世界チャンピオンが、みんなアジアなのも実はヨーロッパではあまり盛んではないのかしら

色々想像が膨らむ大会でしたが、優勝は長谷川さんでした。


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おめでとうございます

 

・飲み会

 

最後は集まったメンバーで飲み会です。

私は子供の体調が優れなくすぐに退席しましたが、とても楽しかったです。

また飲みましょう!

 

 

一日では見切れないほど沢山のブースがあって、特に、ヴィンテージシューズのブースはちゃんと見ればよかったなぁととても後悔してます。

 

あとは靴とアートの融合とか


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様々な動物の革を使った靴の展示兼販売とか、


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靴職人の世界一を決める大会の上位入賞者の作品の展示も


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一位と二位はめっちゃ細い!

履ける人いるのかな

どちらも細いということは、細く作るのには技術力がいるということなのでしょうか?

 

 

3位と7位は日本の方

 

三位の方の靴は曲線の繋がりがとても美しいです。
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七位の方の靴はトゥの形状が面白い。

漫画でよく見る靴の形

 

棺担ぎのクロ。?懐中旅話? 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

棺担ぎのクロ。?懐中旅話? 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

 

こう言う木型で販売をされている方らしいです
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色々ありました。

 

靴のアートを作られた三澤さんは「紳士靴を仕立てる」という靴作りの本を出版されている方ですね。

 

紳士靴を仕立てる (Professional Series)

紳士靴を仕立てる (Professional Series)

  • 作者: 三澤則行(MISAWA & WORKSHOP),梶原崇(Studio Kazy Photography)
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2016/10/25
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 

たしか、靴職人のカタオカケンさんがビスポークを作成されていたと思います。

 

 

ガジアーノ&ガーリングのエイ革はいろんなブログで紹介されていましたね。

クードゥーの写真取り忘れたorz

 

来年も靴博あるのでしょうか?

またやってほしいですね!

 

・余談