書く習慣が一度途切れるとだめですね。
やはり1日1記事とは言わないまでも、もう少しペースを戻したほうがいい気がしました。
何とか台風関係のお仕事も落ち着きまして、遅ればせながら見に行くことができました
仮面ライダーグリス
興味はあったのですが、春にあった「Vcinext 仮面ライダークローズ」が私の中でいまいちな出来で、ちょっと悩んでいたんですよね。
ただ、フォローしている方の感想が割と絶賛よりだったのと、近くの映画館でも上映していたので、滑り込みで見に行きました
グリス最高でした。ありがとう、Figuarts買いました
— けいぞ (@KzoiMonogatari) 2019年9月8日
クローズがアレでしたけど、グリスは期待通りの良さでしたよ!
— けいぞ (@KzoiMonogatari) 2019年9月8日
Vシネクスト 仮面ライダーグリス
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年9月6日
鑑賞
とにかくあのときやれなかったことはできる限りやり遂げたって感じ
最終章に相応しい幕切れだったかなと思います
あと何時もの感想だけど
パーフェクトキングダム、動くとめちゃくちゃかっこいいし、何よりエモいです#仮面ライダーグリス pic.twitter.com/sa0FUT9zxH
「仮面ライダーグリス」について話をする前に
前作となる「仮面ライダークローズ」についても軽く触れておこうかな
いまいち不完全燃焼だった仮面ライダークローズ
Vシネ仮面ライダークローズは、本編最後で一度リセットされた世界で、それでも仮面ライダーを登場させる理由を作るという制約で少し動きづらくなっている感じがしましてね。
個人的にあまり好きではない、理不尽な怒りを一方的にぶつけるキャラクターが準主役級で登場していたのもなかなかもにょる感じで、うーんもうちょっと丁寧に出来んかったかなぁというもやもやを抱えていました。
純粋に説明不足だったり、怒りの向け方に無理があったりしているのが理不尽に感じる理由だとおもうので、その時点でストーリ-に対する感情移入がしづらくて。
といった感じで、世間的には高評価ではありつつも、個人的にクローズはちょっと不完全燃焼気味だったのですが、
クローズの好調を受けて制作されたグリス、どんな感じかなと見に行ってきました。
ということで感想です。
仮面ライダークローズで提示された新しい世界観を基に、カシラと三羽烏の活躍を堪能できました!
いやまぁ一言で言うと良かったですね。
特撮俳優として脂ののった武田航平さんの演技と、それを脇で支える3羽烏のユニットを最初から最後まで堪能させていただきました。
個人的に良かったと思うのは5点
良かったところその1
「ドルオタ押しと付き合うってよ」がしっかり本編に絡んできた。
正直、ポケモン映画におけるピカチュウとか、ディズニー映画にくっついている短編映画とか、そういう扱いだと思っていました。
なので、本編と短編がしっかりと地続きだったのは意外でした。
「ドルオタ(以下略)」も、ちょっとステレオタイプなキャラクタ造詣ではあったものの、本編でカシラと他のメンバーの足並みがそろわない理由だったり、カシラと3羽烏の関係性を改めて明示したりと重要な内容だったと思います。
良かったところその2
シナリオ構成が秀逸
結構、敵組織、ダウンフォールの、というか、ダウンフォールの中心人物「浦賀」のキャラクター設定巧いなと思ったんですよね。
仮面ライダークローズで起きた事件で、旧世界の記憶がよみがえった人物、旧世界の影響でトラブルを抱えた人物が現れたことが提示されました。
クローズのヒロインも、旧世界の記憶から主人公たちに敵意を持った一般人でしたが。
その敵意を持った人物が無力でなかったら
というのは、なるほど確かにそうなるよなぁ。
そしてそいつが力を持った結果、変身する姿がハザードビルドを進化させたメタルビルドというのも実によい。ラビットタンクではなくタンクタンクと言うのも生き物としての暖かみを捨てた感じがして良いですし
戦闘スタイルが静なのも強キャラ感があってよいですね。
また、新世界で葛木巧が存在していることは、まぁ万丈竜牙が2人いる状況から推測はできるものの、旧世界の記憶が復活して、親子関係がこじれている、という情報からその存在が確定したこと、また葛城巧自身がしっかりと本編にかかわってきたのも、個人的にはとてもうれしかったですね。
良かったところその3
(ほぼ)全ライダー最強フォームそろい踏みが熱い
いやー見たかった絵ですよね。見たくない?
動いてるプライムローグ渡し始めてみたのでとても満足です。ローグ相変わらずかっこいい。
大器晩成!ローグの新しい力プライムローグ! https://t.co/xAET7YiJBo pic.twitter.com/wAUrLNOsQy
— 仮面ライダーをライドウォッチの解説風にガバガバ解説をするbot (@botgabakaisetu) 2019年9月20日
クローズは、さすがにクローズエボルは出せなかったのと、クローズマグマはグリスブリザードと対になっているイメージなので、ちょっと格落ち感
https://twitter.com/tyatyaO_zzzz/status/1140138103870382080?s=19
まぁクローズ自体強いですしね。クローズ派生が多い割に使えるフォームは少ないなぁ。グレートクローズは出せない設定なのかな?
エボルトの因子が必要とかでしたっけ?
#仮面ライダービルド 37話
— タカヤ@アニメ&特撮垢#凛fam (@Takayamt031127) 2018年5月27日
万丈がグレートクローズに覚醒#nitiasa pic.twitter.com/WbJ1XaLr9n
割と無理やりな感じではありましたが、内海参戦も嬉しかったです。
内海が旧世界の記憶を取り戻したい理由が雑なのも彼らしくて好きw
マッドローグもしっかり出してくれたのとプライムローグの登場は集大成感があってとてもよかったです。
#黙って推しの画像を載せて何RTくるか pic.twitter.com/clnCNn1Sf1
— ルミナス (@nascadelta) 2019年9月23日
良かったところその4
本編で中途半端になっていた人間関係がしっかりと進んだ!
カシラとみーたんの関係が進んだのももちろんですが
葛城親子の葛藤
と
ヒゲこと氷室さんとさわさんの関係も進んだ。むしろゴールしていたのも個人的には好印象
氷室さんとさわさんの微妙な距離感好きだったんですよねー
こいつらあと一押しで、付き合うな、という感じ。
わかります?
1話のアイアンマン1のトニースタークを意識したような氷室さんとさわさんのやり取りが最終話で繰り返されて(この時点で天丼なのでとても好き。氷室さんのアクションに対するさわさんのリアクションに変化があるのも大好き)
おおこれは二人の関係を進展させる気があるなと全俺がざわついていたのですが、無事ゴールとのこと。
さわさんすごい好きなんですよね。ほんと美人で、できるオーラもガンガン出しつつ茶目っ気もあって。私が見た仮面ライダーヒロインの中でもトップクラスに好きかもしれない。
うん。多分一番だ。対抗馬が思い浮かばなかった。
本編後半の憑き物が落ちた氷室さんも、ローグのダーティーな静のかっこよさと相まってとても好きだったので、良いカップルです。ごちそうさまでした。
葛城親子も新世界になっても不器用でいいですね。記憶が戻る前もきっと素直になれない親子だったのでしょうけど、旧世界の記憶がよみがえったことで溝が余計広がったのと同時に、関係修復の種も蒔かれていたんだろな、と妄想が捗ります。うまうま
良かったところその5
猿渡一海というキャラを体現したグリスパーフェクトキングダムの完璧な性能よ!
まさにパーフェクト!
変身時にに三羽烏の影が一海に集まるのがエモい
それだけでもエモいのに、赤羽の盾で攻撃を防ぎ、黄羽のジェットパックで空を飛び、青羽のブレードで敵を攻撃する。
まさに三羽烏の思いを一身に背負う猿渡一海の為のデザイン
チームの固い結束を見事に再現した強化フォームでした。
御馳走様です
と、まぁべた褒めではあるものの、ちょっと気に入らない点もありまして
ホワイトパネルの扱いの雑さと、ファントムビルドのいまいちさ
作中でホワイトパネルの性能について特に語られず、とりあえず入手すれば世界を制するということだけが語られ、入手して実際どうなったかというと、配下の雑魚一体を吸収して武装強化
というのが、ちょっと拍子抜けだったなぁというのを感じてしまいました。
ファントムビルドの造形自体はとてもかっこいいんですけどね。
メタルビルドの登場と比べると、強キャラ感が足りない。そこが惜しかったです
とはいえ、全体的には満足。これで終わりなのは寂しいですが、全部出し切った感があるのでこれで満足して、ジオウのVシネを楽しみにしたいと思います。
ほんとお祭りみたいな作品でしたね
武田航平ナイト羨ましい。
ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス DXグリスパーフェクトキングダム版(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2019/11/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る