来年公開予定のMCU最新作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の特別映像が公開され、クリス・エヴァンスのスティーブ・ロジャース復帰が明らかになりました。
個人的にはこれを非常にネガティブに受け止めています。
今回はそれについて語っていこうと思います。
なぜ復帰がネガティブに映るのか
2025年に見た映画ワースト5にMCU作品が2本入っていた私ですが
正直本当に、今年のMCUにはがっかりしました。
マルチバースサーガは、次世代へのバトンタッチに失敗した――どころの話ではなく、
次世代へのバトンタッチをする気があったのかすら疑わしいと思わずにはいられない、
はっきり言って杜撰なストーリーラインだったと思っています。
そして、今回の特別映像は、まさに”次世代にバトンを渡すことに失敗した”象徴となる動画だと感じました。
あれだけ、トニー・スタークとスティーブ・ロジャースの物語はエンドゲームで終わったといっていたのに。
本当に無関係かはさておいても、ロバート・ダウニーJrの復帰はあくまでトニーではなくDrドゥームなので言い訳は立つ。
しかし、クリス・エヴァンスがスティーブとして復帰するのはもう言い訳のしようもない。また、個人的には、ライアン・レイノルズ主演の映画「フリー・ガイ」での変化球な再登場のサプライズや、デッドプール&ウルヴァリンでのクリス・エヴァンスの再登場の面白さが薄れてしまう気がして、そういう意味でも手放しでは歓迎できない。
そして、1年後の映画公開のはずなのに、DoomsDayがどのようなストーリーなのか。
それがまったく明かされていないことに、期待ではなく不安、不信感があるんです。
マルチバースサーガが迷走した理由
過去にもこのことについて触れたことがあるのですが、マルチバースサーガは、サーガを進めていく中で、明確なゴールが設定されていないように感じていました。
そして、ゴールがないので、そこに至るストーリーラインがびっくりするほどふわふわしていて、結果、複数のシナリオライターにストーリーを任せる弊害が明らかに出ていました。
スターウォーズのシークエルのように。
あれも、収集つかなくなって急遽用意したのが、墓の中から掘り起こした初期3部作のラスボスでしたからね。
インフィニティサーガとの決定的な違い
インフィニティサーガではだれがどう見てもトニーとスティーブは別格で特別だった。
この二人がストーリーラインの主軸であることは疑いもなかった。
なぜ、マルチバースサーガで同様の、核となるキャラクターを設定できなかったのか。
また、インフィニティサーガが、おおよそインフィニティストーンをめぐるストーリーであり、それをそろえることが物語の核であったから、大体の流れが見えていた。
しかし、マルチバースサーガといいながらほとんどの作品がマルチバースに関係がなく、マルチバースを扱った作品は逆に、ロキやドクターストレンジのようにマルチバースが作品内で閉じていて、他作品へ影響を及ぼさないものばかり。
ポストクレジットでDoomsDayへの種をまいていたサンダーボルツもファンタスティック4も、別に作品自体はマルチバースを扱ってはいない。
マルチバースというテーマをどう扱っていくか、マーベル自身がちゃんと考えていなかったんじゃないかな、という疑念がぬぐえません。
最後に
MCUはこのDoomsDayの自作になる『SecretWars』で一度完結し、ソフトリブートするそうですが、私はもうだいぶんMCUから心が離れてきているので、それをもってファンを辞めるのか、それとも引き続きファンであり続けるのか。
エンドゲームまでは本当に楽しませてもらいました。
そもそもこのブログそのものが、エンドゲームの感動を表現するところから始まっています。
私にとって、MCUは特別だったのです。
その後も、『スパイダーマン/ノーウェイホーム』や『サンダーボルツ』など、単発では楽しませてもらった作品もありましたので、後者でありたい、と期待したい気持ちはあります。
ですが、その期待が裏切られ続けての今なので、今回もあまり期待はできないのかなという気はしています。
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作中で振れた映画作品の感想記事です。
アベンジャーズ/エンドゲーム
フリー・ガイ
デッドプール&ウルヴァリン
ロキ
ドクターストレンジ/マルチバースオブマッドネス
マーベルズ
ファンタスティック・フォー/ファーストステップ
スパイダーマン/ノーウェイホーム
サンダーボルツ
