アベンジャーズエンドゲームは衝撃的な結末でした。
私がブログを始めたきっかけもエンドゲームで、その時受けた衝撃を文字にせず入られなかった。
一つの作品の10年も、しかも途切れることなく付き合い続けることって、今ほとんどないと思うんですよ。
あるとしたらポケモンくらい?後はワンピースか。
あ、日常系は外させてください。
エヴァンゲリオンも序から10年以上たちますけど、あれはちょっと間隔があきすぎて、違うかなぁ。
アイアンマンから始まり、世界観をどんどん広げていって関連作品30弱。
とんでもないバケモノシリーズになったMCUの、
主人公といっても過言ではない、アイアンマンとキャプテンアメリカの
戻りようのない完璧な結末を見させられて、
それでもインフィニティサーガの締めくくりは本作
スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
ケヴィンファイギもエンドゲームとFFMは二つで一つの作品だとインタビューに答えており
本作のその重圧たるや、いかほどのことか。
その期待に応えられるほどのクオリティがそこにはあるのか。
ちょっとX-MENとかMIBとかで肩透かしを食らっていたので、若干疑心暗鬼になりながらそれでも、とにかく早く見たいと思って映画館に足を向けました。
ということで、まずはネタバレなし感想です。
・想像以上の快作!個人的にはホームカミング以上!
うん。すみません。ゼンデイヤが好きなだけかもしれないけど、
アイアンマン亡き後世界がその影を追い続ける中、ピーターとMJの恋模様、ピーターを囲む人物たちの人間関係を物語の一つの柱に据えることで、ウェットになりすぎず、さわやかなストーリーになっていました。
まぁ、それだけじゃないけどね。
最初に指ぱっちんで起きた年齢差問題をサラッと解説するのもよいですね
5歳差をわかりやすく説明するのに学生というの視覚的にもわかりやすくてそこもスパイダーマンは適任だったのかなと思います。
とにかくゼンデイヤが可愛い!こう、ニヒルな感じだけど、でもちょっと本心が見え隠れしてそうな、その表情がとてもキュート!
ザ・グレイテストショーマンでも思ったけど、本当にゼンデイヤってキュートですね。笑顔が好き。ホント好き。
で、そのゼンデイヤ演じるMJに片思いしているピーターもまたかわいい。不器用なんだよなぁ。
せっかく立てたプランも全然うまくいかなくて、ちょっと拗ねてるのも可愛いし、ちょっと気があるかも?と心がウキウキしているのを何とか隠そうとしている顔も可愛い
二人とも大人なのに、16歳演じてて違和感ないのもすごいなぁ。
二人とも表情豊かで、それだけでも見てて楽しいです。
また、本作のもう一つのテーマは、やはり想像した通り、トニー無き今誰が世界を救うのか
そして、それを期待されているのがスパイダーマン。
16歳が背負うには重すぎる期待につぶれそうになるスパイダーマンの苦悶の表情も、心を掻きむしられてみていてつらかったです。
こういう感情で泣くことほとんどないな。
そして、ジェイクギレンホール演じるミステリオ
こう、MCUのすごいところは実写になるとダサくなりそうなコスチュームを上手くかっこよく落とし込んでますよね。
あの金魚鉢ヘルメットであそこまでかっこよくなろうとは。
そして、作中で語られるミステリオのオリジンも、おおそう来たかと思わずうならされる見事な設定でした。
ここは結構物語の本質につながっているところなので、詳しくはぜひ映画を見てほしいですね。
また、ミステリオのバトルスタイルも斬新でした。
自身の能力の特性をふんだんに活かした、見るものを惑わせるような戦い方は思わずうなってしまいました。
こいつはすげぇ、詳しくは言えねぇけどすげぇ。
・まとめ
本当に、今までのMCUで歴史が続いていった結果、本作があるのだなと、そういう種の巻き方はMCUの締めくくりとして素晴らしく、
また、エンドロール後のシーンで、新しいフェイズの幕開けをこれ以上ない形でお披露目する。
もう本当に控えめで言って最高でした。
あと、ある人物が、うーん。なんかもうちょっと頑張ったほうがいいんじゃない?って思うシーンがちょいちょいあるんだけど、それにもちゃんと理由があったのがすごい。
よくできてんなぁ。
あと、相変わらず嘘予告が良くできてますね。
あのシーンCMにしかないのかよ。みたいな。
本編ではカットしたシーンなのかな?