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ワンダのストーリーは完結するも多くのネタが持ち越された印象【ワンダヴィジョン 最終話感想】

毎週楽しみにしていたワンダヴィジョンもとうとう今回が最終回

公開開始時間の17時にアプリを立ち上げたら案の定サーバが落ちていましたね💦

結局動画の再生ができたのが18時くらいでしたが、まぁ何とか夜ごはん食べながら見ることができました。

 

今回は最長の47分。

とはいえ全部が全部今回でまるっとするっと解決するわけではないのだろうなぁとは思っていたのですが

思っていたよりはすっきりと終ったな、といった印象

 

ということで内容に移っていこうかと思います。

まずは良かったところからー

 

 

映画並みのド派手なバトル

 いやー熱かったですね!

ヴィジョンVSホワイトヴィジョン

ワンダVSアガサ

とテレビドラマでは考えられないくらいの予算がつぎ込まれていると言われているワンダヴィジョンの本気を見ることができて大満足です。

もともとがシットコムベースということで、アクションにはそこまで期待できないのかな?と思っていましたから

同じシンセゾイド同士の攻撃を透過しながらよけたりつかんだりする彼ならではのアクションも新鮮味があり

またウィッチ同士の魔法合戦も、まぁ基本的には謎のエナジーボールをぶつけあっているだけではあるものの、

エイジオブウルトロンの冒頭ぶりのワンダのマインドタッチを見ることができたり、それに対抗するアガサの強者ぶりも見せつけられたり。

個人的にはヘックス自体にルーン文字を刻んでアガサの魔法を封じたのが熱かったですね!

仮装パーティー回のクソダサスカーレットウィッチコスを出した後で、実写化するにあたってすごく正当なリデザインされたガチのスカーレットウィッチコスを出してくると、差が大きすぎて余計かっこよく見えるのずるい

ラストのカットで普通に私服を着ていたところを見るに、Drストレンジみたいにすでにコスチュームをまとっているというよりは、むしろ社長みたいに戦闘時にコスチュームをまとう感じになるんでしょうね。

恐らくラストカットで出てきた謎のワンダの亡霊と助けを求める子供2人がDrストレンジの次回作にがっつり絡んでくる予感もありますし、とても楽しみです。

 

 

最後はしっかりとワンダの家族の物語で締めましたね。

たぶん、きれいに終わったなーと感じる一番の理由は、テーマがしっかりとワンダの家族の物語に帰結したことですね。

いろいろと複数の話を同時に進行させつつ、それでもストーリーの大きな幹はワンダとその家族について、

ある意味で遠回りをしながらも、ヴィジョンと正しく別れを告げるための物語だったのかもしれない。

ただまぁアガサハークネスが普通にヴィランだったのはちょっと残念かな。

まぁ今更Drストレンジもいる中で魔法使いを増やす意味もなかかったのかもですね。

MCUは本当にメインヴィランを持ち越さないですよね。2番手くらいはちょいちょい生き残ってますけど、ウルトロンなんて1作で退場させたなぁと思ったりね。

 

ホワイトヴィジョンのこれからが気になる

ヴィジョンとホワイトヴィジョンの関係がテセウスの船で表現されていたのはうまいなぁと思いましたね。

記憶はあるがボディは偽物、ボディは本物だけど記憶がない。

しかしヴィジョンは、テセウスの船に使われた古い材木はテセウスとの思い出が残っていると言い、ホワイトヴィジョンに残っているアベンジャーズとの、何よりワンダとの記憶を思い出させる。

S.W.O.R.Dの枷から解き放たれたホワイトヴィジョンの今後が気になりますが

どうなるんですかね。あんまりDrストレンジには登場しなさそうな予感がしているのですが、とはいえそうなるとどこで登場するのか。ウォーマシーンが主役のアーマーウォーズかなぁ

ciatr.jp

 

ここからはちょっとうーんなところ

クイックシルバーの正体は本当に残念

何というか、うすうすそんな気はしてはいたんだけど、

「だけどケヴィンなら・・・ケヴィンならもう一ひねりしてくれる・・・」

と思っていたので、普通にアガサに支配権上書きされた村人Aだったのは残念でしたね。

 スーパースピードの持ち主のはずなのに、モニカの体術で普通につかまってしまうのもさらに残念。

 やっぱり一ひねりは欲しかったですね

 

ヘイワードまわり雑すぎね?

 まぁここが一番よ。

 結局ヘイワードが何でこんなことをしたのか

 S.W.O.R.Dとはいったい何だったのか。

 そこらへんが全然見えないままふつーに

 ふっつーにFBIにつかまるってどうなんでしょうね。

 特殊組織の長官ですよ。

 そんな現実にもあるような組織に普通にたいーほされてしまうのはちょっとどうかと思います。

 はい

 やっぱり9話じゃ足りなかったんじゃなかろうか。

 S.W.O.R.Dを広げるつもりは、ミッドクレジットシーンでモニカがニックのいる宇宙に招待されていたので続くんだろうなぁとは思うんだけど。

 ただ、なんやかんや、ニックフューリーではなくヘイワードが代理とはいえ長官だということは、

 ニックがいる宇宙船はS.W.O.R.Dではなく新生S.H.I.E.L.Dの可能性もあるのかな。

 そうじゃないとS.W.O.R.Dまわりの設定雑に使いつぶされていないかとても心配。

 繰り返すけどヘイワードが何でヴィジョンを再起動させようとしたのかも不明ですしね。そして、ヘイワードが小物過ぎるし、ワンダヴィジョン自体がそれ以外に沢山仕掛けを残していってしまってるから、ヘイワードについてはこれ以上ほりさげはないのではないか、という気もしていて

 雑なことしたなぁとちょっと残念な気持ちになりましたよ

 

最後に

 期待した分S.W.O.R.Dまわりの雑な処理がどうしても気になってしまいましたが、全体的には世にも奇妙な物語のような雰囲気もあり

 そのうえでしっかりとしたワンダの成長物語として、

 またこれから続いていく沢山のMCUの作品に種をまく実に素晴らしいドラマシリーズだったと思います。

 

 来週は特別番組を経て

 再来週からファルコン&ウィンターソルジャー

 さらにその後6月からはロキも控えるディズニー+のマーベルドラマシリーズは目が離せませんね!