去年は9月に開催されたんですね。
今年はひと月早い8月の末に開催されていました
靴博2020
遊びに行ってきました!
場所は前回と同じ新宿伊勢丹の特設会場で したが、
前回のようなエキシビジョンマッチはなく、ちょっとこじんまりしたイメージ。
一番の目玉は個人的には全国のから集合した靴磨き職人にシューシャインをお願いできる「ShoeshineSTAND」
私は京都で活躍するGlayageKYOTOの樺澤さんにお願いをすることにしました!
整理券ゲット pic.twitter.com/H8AL2DLvXH
— べる (@bel729) 2020年8月28日
靴ブランド展示即売
前回の靴博はまさに靴の博物館といった感じで
靴を題材にしたアートや、様々なエキゾチックレザーを用いた靴の展示など
見せることに重きを置いていた感じでしたが
今年の展示は最近注目度の高いブランドをお呼びして実際にお客さんに履いてみてもらう。
そして買ってもらうといったよりリアルに近いというか
お店とお客さんの接点となる場だったと思います。
たとえば、これは、と思ったので別記事で紹介したKOTOKAさん
浅草を代表するブランドといえるRENDOや
奈良発の人気急上昇ブランドOriental
静岡の高コスパブランドRaymar
Raymarさんは整理券を配るくらいの盛況具合で、近づけなかったのが残念
そのあと開催されたシューシャイナーミーティングの2次会で少しお話しできたのは幸いでした。
raymar整理券配ってるのかな?
— べる (@bel729) 2020年8月28日
凄いなぁ pic.twitter.com/Co0UErSAnA
ミレニアルラスト
若い人の足はどんどん細く、小さくなっているといわれ、
既存の木型だと、踵が大きい、甲が合わないなどうまくフィットしない人がどんどん増えてきているそうです。
そんな中、伊勢丹のバイヤーによる発案で、様々なブランドに
いわゆるミレニアル世代に対してフィットするような、ミレニアルラストという木型の作成を依頼したようです
そのミレニアルラストで作られた靴たちも展示されていました。
ブランドの和洋を問わず 様々なブランドの靴が並ぶ中、一番気になったのは
日本の靴ブランドの雄「シェットランドフォックス」でした
伊勢丹メンズ館にありましたので履いてみましたが、確かにとても良い履き心地でした。
また安いのがいい。トレーディングポストの海外製と同じ価格帯でしたので
それをシェットランドフォックスブランドで展開するのかと衝撃でした
#靴博2020
— べる (@bel729) 2020年8月29日
私は木型の良し悪しを論じることは出来ないですが、それでも一番とがった木型をしているなと思ったのは確かにシェトランドフォックスでした。
こちらも伊勢丹メンズ館で試着させていただきましたが小指をぐっと張らせた木型のお陰かよく感じる小指の痛みもなく、とても履き心地が良かった pic.twitter.com/r9P0pQA0bo
その他
前回の靴博の反省で、男性・紳士靴に偏りすぎていたという話が合ったようで
今回はもうちょっと幅広く靴について取り扱っている感じでした。
特にパンプスが多かったですね。
ほかにも斬新な雪駄のブランドや(初めて知りました)
写真撮り忘れたんですが、ビンテージスニーカーの即売や、スニーカーカスタムのブース等いろんなジャンルの靴が取り揃えられていました。
ですので、革靴が好きな人がスニーカーにも目が行ったり、
逆に革靴とか興味ないだろうなーって層がスニーカー見るついでに革靴見たりと
違う層の交流もあったのかなと思います
yourfit365
また、靴だけではなく、さらに感覚を広げて、歩くことにフォーカスした企画も
例えばこのyourfit365
伊勢丹のアプリをインストールし、
足の計測器でデータを抽出、アプリと連携することで、スマホ上で常に足の計測情報を確認することができます!
噂の #yourfit365 を体験。サイズは26だそうな右が少し大きいのも確かにその通り。
— べる (@bel729) 2020年8月28日
このデータ持っていけばいろんなところで役に立ちそう#靴博 pic.twitter.com/ThlP3AXKfY
普段のサイズよりは大きめに出ていますが、
こういう計測データがあるとフィッティングの時に捗るという話をRENDOさんがされていたのを思い出します。
また、アプリではさらに、伊勢丹で取り扱っている靴のうち、サイズのデータ化が完了したブランドについてマッチング判定を行い
上位のアイテムをレコメンドする機能がありました。
私がおすすめされたのは
ベンソンというモロッコのブランドのローファー(モロッコは旧フランス領で靴づくりのノウハウがあるそうです)
チェントフェリーナという日本のブランドの内羽根でした
チェントフェリーナは羽根が閉まってしまったのは残念でしたが割と不快感のないフィッティング、ハーフ落としてもいいかもって感じでしたが
昨日はメンズ館に移動して #yourfit365 でおすすめされたベンソンのローファーとチェントフエリーナを試着
— べる (@bel729) 2020年8月29日
4/5点だったチェントフエリーナは確かに木型はあってるかも?
羽根が閉じきってますね。
ここを軸にサイズ調整していけばいいということかな? pic.twitter.com/3Bd3XYG50h
ベンソンは全然ダメでしたね。伊勢丹の店員さんも、ローファーのデータはちょっと微妙カモ的な話はしていました。
ベンソンは、うーん…
— べる (@bel729) 2020年8月29日
そもそもローファー合わんのよな。
5/5点の履き心地ではなかった。
それでも、履き心地重視なのでブランドはどこでも、と言うのであればかなりショートカットできる取り組みですね。
チェントフエリーナは正直選択しに入るとは思ってなかった pic.twitter.com/Cyj7woxsWZ
yourfit365は伊勢丹で常設するそうです
MIRROR WARK
yourfit365は自分の足の形がわかる
合う靴がわかるということでかなり盛況だったのですが
その隣でひっそりと行われていたこちらのコーナーも面白かった
#靴博2020 で個人的に一番面白かったのが、歩行次の姿勢を採点するこちら
— べる (@bel729) 2020年8月29日
カメラの前で歩くと首、腕、葦の動きを採点してくれます。 pic.twitter.com/5gkfada56j
自分の歩くところをカメラに収めて、「首」「腕の振り」「足運び」で採点して
歩行の問題点を洗い出してくれるというもの。
私は手の振りが小さいということで低評価。
逆に言うと、しっかりと手を振るといいですよ!というアドバイスですね。
こんな感じで採点され、さらに紙で打ち出してもらえます。
— べる (@bel729) 2020年8月29日
猫背だと思っていたのですが、それ以上に腕のふりが足りていないそう
歩行時に気を付けることで、腕をあげられるとは思わなかったけど、確かに胸を張って歩けている気がします pic.twitter.com/z6LvNcqOTr
これも参考になる素敵なデータだと思います。
— べる (@bel729) 2020年8月29日
Vibramブース
靴関係、ということで靴底、いわゆるソールのメーカーであるVibramも
新しく開発した素材のアピールをされていました。
まずは雨用のソール
#靴博2020 ビブラムのグリップ力比較体験も面白かったです。
— べる (@bel729) 2020年8月29日
通常のソールと、雨用のソールを右左で履いて滑りやすさの違いを体験できます pic.twitter.com/kZKnfkAkMH
滑り止め加工を施した靴と施していない靴を一緒に履いて、グリップ力の違いを見させてもらいました。
— べる (@bel729) 2020年8月29日
さらに、こちらが恐らく目玉商品
ARCTIC GRIP(アークティックグリップ?)
あのレイマーさんが採用ということでその時結構話題になりました。
こちらは雪国用のソール pic.twitter.com/ZG8lF8Wvb1
— べる (@bel729) 2020年8月29日
履いてみたときは、うーんとはいえこんなもんかぁという微妙な感想だったのですが
このソールでもまぁ滑るは滑るんですけど pic.twitter.com/sWanNQhg6c
— べる (@bel729) 2020年8月29日
いやいや、比較しないと意味ないじゃんと思って先ほどの雨用の靴で乗ってみたところー
最初の雨用のソールだとそもそも立てなかったので、かなりグリップ力が強いんだなというのを体感できます。
— べる (@bel729) 2020年8月29日
通常ソールでの体験は私の方からお願いしたので、店員の方はいきなり雪用ソール試させるんじゃなくて、まずは普通のソールがいかに凍結した路面で危険かを試させた方がいいと思う pic.twitter.com/ZmnjC524Vj
あるけねーww
確かに滑りますが、それでも歩けるのでかなり違います。
氷の上に水をかけて濡らしているので路面状態としては最悪
ここまでの状態はそうそうないと考えると、かなーりいいソールなのではないでしょうか。
ついでにおまけももらえてラッキー。鞄に付けます。
ShoeShiner GlayageKYOTO樺澤さん
そして満を持して樺澤さんに磨いてもらいました!
@GlayageKYOTO 樺澤さんに磨いてもらったぜ!
— べる (@bel729) 2020年8月28日
ピッかピかでとても気持ちがいい😄
色々落ち着いたら必ず京都行きます😆
ありがとうございました! pic.twitter.com/wPeuldORaJ
やっぱりプロに磨いてもらうと気持ちがいいですし、ストレートチップの切れ目からつま先にかけてかかっているグラデーションが素晴らしい!
そして樺澤さんの笑顔もまぶしいw
いつか京都のお店に行ってみたいです。
最後に
コロナの影響諸々もあり
正直開催できたことにもほっとしています。
密になることも懸念があったのでしょうか
注視になっている企画もあったようです。
ですが、伊勢丹さんの靴にかける熱い思いも感じられ
またなかなか見ることができない靴ブランドや
そのブランドの人と会うことができたのも
今回のイベントの良いところだったなと思います。
来年もやるのかな?
やってほしいですね!