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映画、漫画、革のブログです

スパロボ好きなら必読の名著!ロボット漫画好きにもおすすめ!

 

 

 

 

 

 

 

 

学生時代は本当にスーパーロボット大戦大好きで

と言っても始めたのはスーパーロボット大戦F完結編からですけど。

勿論様々なロボットがクロスオーバーして地球を守るシナリオにも興奮しましたし、エルガイムなんかはスパロボで知りましたが

 それ以上に、オリジナル機体として登場した

ゲシュペンスト

 
 
 
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グルンガスト

 
 
 
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ヒュッケバイン

 
 
 
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のかっこよさにやられちゃって。

特にゲシュペンストが好きでねぇ

 

人によっては本末転倒と考える人もいるかもですが

各作品のオリジナル機体だけを集めた

「スーパーロボット大戦Orginal Generation」

は、同一世界観の機体のみが集まるからこその武器換装システムなどに心躍りどはまりしました。

 

それも年を重ね、いまいち長い時間をかけるゲームに体がついていけなくなって離れていったんですけどね。

シリーズ自体も、エクセレンを演じられた水谷優子さんの遺作となった「ムーンデュエラーズ」を最後に新作は出ていないように見受けられます。

買っていない人間がいうのもなんですがさみしいですね。

 

 そんなスパロボのコミカライズが私の大好きな漫画家さんである

八房龍之助さんが手掛けてまして

 

belphegor729.hatenablog.com

 

最近ちょっとツイッターで話題にしたので、

 

 

 

買いそびれていた分も一気に買って読んでみつつ、

折角なので漫画の紹介もしようかとおもったり。

ちゅーことで前置きが長くなりましたが目次です

 

 

こちらはキョウスケルートです

 

スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーションは主人公が2人いまして

 

一つは、ボーイミーツロボット系のオーソドックスな設定のリュウセイ・ダテ

もう一つは、エヴァンゲリオン以降ちょっとマイナー気味だったベテラン軍人設定のキョウスケ・ナンブ

 

本コミカライズは、このうちキョウスケ・ナンブを主人公としたルートとなります。

 

 

 

この漫画のおすすめポイント

細かい演出がニクイ

 

作者の八房さんは、怪奇物の漫画を描きつつもかなりのスパロボ好きで、

アンソロジーコミックスの設定がゲームのほうに逆輸入されていたりするくらいガチな方です。

その微に入り細を穿つ演出は、マニア心をくすぐるんですよ

例えば、至急物資の装備アイテムを実際に運用するコマだったり

ウェブ検索結

f:id:belphegor729:20200326122305j:image

 

OGシリーズの肝である武器換装システムについて、

プレイヤーと同じように次の戦闘でどの機体にどの武器を持たせるのか、キャラクター自身が悩んでいたり

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個人的にあまり戦闘でうじうじ悩む主人公好きではないので

愚直に任務を遂行し、機とみれば迷わず突貫するキョウスケと


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普段はキャピキャピしながらもその実一番思慮深く思考が暗いエクセレンの

ペア大好きなんですよね。

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てかこのキョウスケマジでイケメンだな。エクセレンじゃなくても惚れるわ 

 

スパロボファンはそっちのほうが多いんですかね。

マニア心をくすぐる演出も効いているのかもしれませんが

なんやかんやゲームのほうが音沙汰なくなってもこの漫画が続いているのはすごいと思いますわ

 

おっさんがかっこいい

キョウスケの時点でだいぶ渋いですが

スパロボの設定で好きなのが、ロボットの戦闘モーションを一から作り上げた集団がいて、彼らがしっかりと強者として描かれているところですね

彼らが所属していた部隊名の「特殊戦技教導隊」というのもかっこいいのですが

 

個人的に好きなのが、ちょび髭おじさんの

「カイ・キタムラ」

モブみたいな見た目なのに滅茶苦茶かっこいいんですよ

このシーン 敵と共闘するシーンなのですが、敵にもその名前が伝わっていて態度を変えるという、簡単なシーンでその存在感をアピール

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そして当たり前のように強い

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 しびれますわ

 

一応リュウセイ編もコミカライズされてはいたのですが

 

こちらは恐らくキョウスケと合流したあたりであっさりと終了しています

恐らくというのは、あまりこのかたの画風が好みでなくて購入には至っていないからなんですけどね・・・

増刷もされていないし、Kindle版の展開もないので 、いまいち内容がわからない・・・

掲載誌的にも題材的にもこっちが本命だったんじゃないかなぁという気はするんだけど

ちょっと絵師との相性も悪かったような。

実際キョウスケ編である本作にリュウセイが合流した時点でどちらかはたたむ予定だったのかもしれません 

 

スーパーロボット大戦OG −ディバイン・ウォーズ− 1

スーパーロボット大戦OG −ディバイン・ウォーズ− 1

  • 作者:木村 明広
  • 発売日: 2007/02/27
  • メディア: コミック
 


まだ続いているこちらですが、

プラモ雑誌での連載が終了したりと紆余曲折もありつつ

描写に熱がこもりまくってストーリーの進み自体は結構遅いですね

 

最新刊でやっとアルトアイゼンリーゼが登場しています。

イヤーかっこいい

マジでかっこいい






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まぁ難点もあったり

これはコミカライズの不満というよりは、OGというシリーズの難点ではあるのですが

複数の作品をがっちゃんこしたせいもあり

割と途切れずに胸糞キャラが登場し続けるんですよね。

 

序盤の敵であるディバインクルセイダーズはボスの志は高かったんですが

急ごしらえの部隊を作るためとはいえ、ちょっと人材を選ばなかったのが問題で

清濁併せ持つといえばかっこいいけど、彼らの悪行を必要悪と見て見ぬふりしてるのがうーんうーん

 

序盤の胸糞キャラ「ジーベル」は無能ではあったので胸糞感はまぁまぁ程度でしたが

 

中盤から最新刊まで出ずっぱりの「アーチボルト」はああ言えばこう言うな感じでずっとヘイトをため続けて、死に方もいまいちパットせずで

彼に付き従い主人公と敵対するキャラクターたちの大義名分もかすんじゃってちょっとしんどかったですね

 

ついでにマッドサイエンティスト系も結構くどいんだよなぁ。

 

最後に

 

見ていてしんどいシーンも結構多いですが

 それを補って余りある熱いバトルシーン

キョウスケだけでなくリュウセイにも熱いシーンが山盛りで

新章はキョウセレンカップルの後輩筋のアラドゼオラも登場し

彼らが所属していたスクールがかなり厚く描写されているので

スパロボ好きは本当に必見の漫画ですよ!



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