FGOのゴッホちゃんの記事で紹介したこちらの本ですが
購入して読んでみて
改めて面白かったので簡単に紹介したいのです。
正直
画家のエピソードって、センセーショナルな生涯だったゴッホくらいしか知らなかったんですよね。
それについても断片的な、ここのエピソードのみで
たぶん、音楽だとすでにある譜面を勉強するうえで
耳が聞こえなくなっても作曲を続けたベートーベンや、天才だけど貧乏だったモーツァルトなど多少はその人生について学ぶ機会はあったと思うんだけど
美術については、たくさんの絵画が挿入された教科書はあったけど、それらを書いた画家たちについて学ぶ機会ってなかったなって思ったんです。
で、今回の本は、特に「印象派」というグループに分類される人たちについてまとめられているんですが
絵画そのものではなく、書いた画家本人にスポットライトを当てた漫画になってます。
絵画史の中で、「印象派」と呼ばれる人たちが如何に革新的だったか
今まで貴族たちパトロンの依頼で絵をかいていた時代から
描きたいものを描き、それが評価される
まさに現代アートの鑑賞スタイルの基礎を作った人たちだということがわかります。
絵の評価の仕方を大きく変えた、まさに挑戦者でありましたので
その中で数多くの苦難や悲劇がありました。
そういったエピソードを、かわいい絵柄でポップに
でもオブラートに包むことなく知ることができます。
また、印象派のメンバーたちは、それぞれが個々で存在しているのではなく
FGOでも少し触れましたが
ゴッホとゴーギャンだったり
スーラとシニャック
セザンヌとゾラ(作家)
ルノワールとモネ、シスレー、バジール
ドガとカサット
と、お互いに影響しあい、競い合う人間関係を知ることができて
なんというか、
あぁ、この人たちは本当に生きていたんだな
って感じられるんですよね。
なんというか、みんな自身の絵以上に個性的なんですよね。
もっと早く知りたかった。
事実は小説より奇なりというか
もっと彼らの障害について詳しく知りたくなってきました。
本当に、ぶっちゃけウィキペディア見るだけでも結構面白いなって感じるくらいの生涯を皆さん生きてるんですよ!
でも漫画を読んだらもっと面白いし、
読んだうえで彼らの作品を見ると、また感動もひとしおだなって思います
ということでみんな買って読みましょう。
売り上げが上がると続編出版の可能性があるそうなのでw
Twitterでのストックもたまっていますし
私は続編楽しみにしていますw